2008年06月10日

寂しさのチカラ

またしてもあれよあれよという間に、時間が過ぎてるわ。

5月のミチルンサトコLIVE、来てくれはった方、どうもありがとうございました。

演奏面では、まだまだおぼつかんとこてんこ盛りではあったけれど、不思議な上方への「磁力」がライブ中に数度訪れて、これはもしかしたら次元が突然裂けてUFOにでもさらわれるんちゃうかと思うような瞬間が、何度かあった。こういうときこそが、歌を歌っていてよかったと思える瞬間ではある。

かといって、それがとてつもない執着になるわけでもなく、「幸福な明晰夢」ぐらいの感覚でその後の日常を送っていたら、少し、足腰の疲れと肩の凝りが蓄積しているのを感じはじめ、先週末などは、洗濯だけ午前中に済ませたら、あとは一日中寝ていた。ヘッセの詩集を読みながら、眠くなっては文庫本を置き、目が覚めてはまた読み、しばらく読んではまたパタっと眠るということを数度繰り返した。

気がつくとすっかり浮世離れした気分になっていて、何か現実的なことをするのがすべて疎ましく、それでも、そば茶を飲んだあとの蕎麦の実を混ぜたご飯を炊き、そのご飯にキムチと卵とニラと納豆をいれたチャーハンをなんとか作って食べたりした。多少は元気が出るかな、と思ってみたのだが、やっぱりまだ少し肩甲骨のまわりが凝っていて、足はだるいし、ボーっとしている。

とはいえ、そんなふうにときどきは、布団の中で昼下がりから文庫本を読んでは眠ったり、日本酒を1合だけ飲んではほろ酔いになり、「無垢なる光源」というか、「存在の誠実さのルーツ」というか、すごく会いたいものに隔てられているようなもどかしさに涙ぐんだりという、日常生活から浮揚したような感覚になれるのはうれしい。どうも私は解放されればされるほど、酔えば酔うほど、官能の質が形而上学的になってしまうのだ。アブナイような安全なような、なんと言えばいいのだろうか(苦笑)。

いやむしろ、これがもっと、酒など飲まなくても狂的に「悟り」なり「神」なりを求め続けるようになればホンモノの求道者なのだろうが、そこが私なんかは全然凡人だなあと思う。

でも、今はまだそれでいいと思ったのも事実だから。億劫さや虚無感、確かに残る愛着…どちらも無理にぶった切ったりせず、与えられた現実に感謝して、ちゃんと生きて愛していくことが、私の課題なんだと思う。地道なアプローチの先に、きっと道がつながるハズだと思っている。そういう心情をとてもよく理解してくれる仲間に恵まれているのもうれしい。割とこれって、「不惑」だなあと思う。

つまるところ、私の日常は、いくら少々肩が凝っていようとふくらはぎが疲れていようと、かなり穏やかで満たされた日々で、矛盾するようだが、それは少しだけ「片思い」のような寂しさと隣り合わせで・・・でもきっと、そういう「生身で解決不能」な寂しさがあるからこそ、ライブで歌を歌うことに、意味があるんやろなぁ。共に生きる、存在しあう、みたいなことに。わかちあう、とか、励ましあう、とか、そういう優しさが新しい上昇気流になって、次元を超えてどこかへ向かい、繋がっていくような気がすんの。

そうか・・・それやね!!
そういうの、ゆっくり追っかけていけたら、ええんやね。
ミチルンサトコの月イチライブ。『夢から醒めて千鳥足』。

どこ行くんやろ。どこまで行けるんやろ。

今度は、6/27(金)。予約も受け付けてるし、是非来てよ。
しかも今回は、な〜んとドラム有り!! 誰が来るかは、ちょっとお楽しみに…。

ほんで先月より、どんだけありちゃんがシュッとしてきてるか見に来て!(笑)


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★6/27(金)ミチルンサトコLIVE@吉祥寺マンダラ2

「月イチライブシリーズ〜夢から醒めて千鳥足!〜vol.2」

Open 18:30/Start 19:30  ¥2,800/¥3,300
マンダラ2にて優先入場店頭前売り発売中。

※メール予約も受付中!
● 件名を「6/27ミチルンサトコ予約」として、
● 本文に「お名前・人数」を明記の上、
● msasano♪mac.com(「♪」を半角の「@」に変えて下さい)まで送信して下さい。折り返し、予約受付のメールをお送りします。送信後二日経っても返信がない場合は、お手数ですが再度ご予約をお願いします。

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posted by 笹野みちる at 13:19| 東京 🌁| ライブ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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